企業出版のメリット4選・デメリット3選とは?広告との違いもわかりやすく解説

「Web広告の費用対効果が、年々厳しくなっている…」
「自社が持つ独自の技術力やサービスの魅力を、もっと深く、正しく伝えたい」
「競合他社との明確な差別化を図り、業界内での信頼を不動のものにしたい」

企業の成長ステージが上がるにつれ、このような課題に直面している経営者やマーケティング担当者の方も多いのではないでしょうか。

その解決策の一つとして、今、再び注目を集めているのが「企業出版」です。企業出版は、消費されて消えていく単なる広告ではありません。企業の“資産”として半永久的に価値を生み出し続ける、非常に強力なブランディングツールなのです。

この記事では、企業出版がもたらす4つの絶大なメリットと、事前に知っておくべき3つの注意点を、他の広告媒体と比較しながら徹底的に解説します。

最後まで読めば、なぜ今、多くの先進的な企業が「本」というメディアを選ぶのか、そしてあなたの会社が企業出版に取り組むべきかどうかが明確になります。

目次

そもそも企業出版とは?自費出版との意外な違い

「企業出版」と聞くと、「自費出版と同じようなものでは?」とか「有名企業や社長が書く本でしょう?」といったイメージを持たれるかもしれません。しかし、その本質は大きく異なります。企業出版は、単なる書籍の発行ではなく、企業の未来を創るための戦略的な一手なのです。

企業出版は「企業の課題解決」が目的のマーケティング手法

企業出版の最大の目的は、書籍を通じて企業の経営課題を解決することにあります。ここで言う課題とは、例えば「新規顧客の獲得」「優秀な人材の採用」「競合との差別化によるブランドイメージ向上」など、企業が抱えるあらゆる悩みを指します。

つまり、本を出すこと自体がゴールなのではなく、本を“ツール”として活用し、その先にいる未来のお客様や、未来の社員にアプローチするためのマーケティング手法なのです。

伝えたいメッセージを1冊の本という形に凝縮し、それを必要としているターゲットの手元に的確に届ける。それによって、読者の深い共感や信頼を獲得し、最終的に企業の利益へとつなげていく。これが企業出版の基本的な考え方です。

目的も費用負担も違う!自費出版・商業出版との関係性

ここで、よく混同されがちな「自費出版」「商業出版」との違いを明確にしておきましょう。

  • 商業出版:
    • 目的: ベストセラーを生み出し、出版社が利益を得ること。
    • 費用負担: 出版社。著者は印税を受け取る。
    • 内容の主導権: 基本的に出版社。売れるための企画が最優先される。
  • 自費出版:
    • 目的: 「自分の本を出したい」という著者の夢を叶えること。自分史や小説、詩集など。
    • 費用負担: 著者。
    • 内容の主導権: 著者。内容は完全に自由。
  • 企業出版:
    • 目的: 企業のマーケティング課題を解決すること(集客、採用、ブランディングなど)。
    • 費用負担: 企業。
    • 内容の主導権: 企業と出版社が共同で、戦略的に企画・制作する。

このように、企業出版は「企業の目的達成」という明確なゴールに向かって、出版社が持つ編集ノウハウや流通網を活用しながら、企業と二人三脚で作り上げていくプロジェクトなのです。

なぜ今、多くの企業が「本」に注目するのか

インターネットの普及により、情報は爆発的に増え、広告も溢れかえっています。数秒でスキップされる動画広告や、一瞬で読み飛ばされるWeb記事の中で、企業の想いやメッセージを深く伝えることはますます困難になりました。

そんな時代だからこそ、1冊の本が持つ「情報量の多さ」と「信頼性の高さ」が見直されています。

読者は、自らの意思でお金を払い、2~3時間という貴重な時間をかけて本を読み込みます。その間、企業は読者と一対一で向き合い、自社の理念やビジョン、サービスの価値をじっくりと語りかけることができるのです。

情報過多の時代において、深く、濃く、そして信頼される関係性を築くための最適なメディアとして、「本」が再びその価値を発揮していると言えるでしょう。

【メリット】企業出版がもたらす4つの絶大な効果

企業出版は、単に本を出すという行為以上の、計り知れない価値を企業にもたらします。では、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。ここでは、数あるメリットの中から特に強力な4つの効果を厳選してご紹介します。

効果①:狙った顧客に深く届く!「濃いファン」を育てるアプローチ

テレビCMや新聞広告は、不特定多数に広く浅く情報を届けるのには向いていますが、「本当に届けたい人」にピンポイントで響かせるのは非常に困難です。また、多額の費用がかかる割に、その効果は一時的なものになりがちです。

一方、企業出版は真逆のアプローチを取ります。あえてターゲットを「従業員30名以上の金属加工業の経営者」や「相続対策に悩む50代の地主」のように、極限まで絞り込みます。 そして、そのターゲットが本当に知りたい、価値ある情報を一冊の本に凝縮するのです。

書店でそのテーマに関心のある人が本を手に取った瞬間、「これは、まさに自分のための本だ!」と感じ、強い興味を抱きます。結果として、単なる見込み客ではなく、あなたの会社の理念や価値観に深く共感する**「濃いファン」**になってくれる可能性が飛躍的に高まるのです。

効果②:CMの30秒では伝わらない!理念や想いを余すことなく表現

書籍の情報量は、一冊あたり約8万字から10万字と言われています。読者がこれを読み終えるのにかかる時間は、およそ2〜3時間。その間、あなたは読者の時間を独占し、一対一でじっくりと対話することができるのです。

この圧倒的な情報量があれば、普段の営業活動や、わずか数十秒の広告では到底伝えきれない、創業者の熱い想いや、製品開発の裏側にあるストーリー、企業が大切にしている哲学まで、余すことなく描き出すことが可能です。

表層的なスペックや価格だけでなく、その背景にある「物語」を伝えることで、読者は深く感情移入し、共感を覚えます。この共感こそが、長期的な信頼関係を築く上で最も重要な土台となるのです。

効果③:「本の著者」という最強の権威性!競合との圧倒的な差別化

「本を出版している会社の社長」「〇〇の専門家として著書がある」——。このような肩書きは、社会的に絶大な信頼感と権威性をもたらします。

書籍は、編集者や校正者といったプロフェッショナルの厳しいチェックを経て、取次や書店という公的な流通網に乗って世に出る「信頼性の高いメディア」です。そのため、本を出版しているという事実だけで、「その分野における専門家」としてのお墨付きを得ることができます。

これにより、競合他社との価格競争から一歩抜け出し、「〇〇のことなら、あの会社に相談しよう」という第一想起を獲得することが可能になります。この「専門家」というポジションは、ビジネスを有利に進める上で、何物にも代えがたい強力な武器となるでしょう。

効果④:一度作れば会社の資産に!営業・採用・広報で半永久的に活用

企業出版で制作した書籍は、一度きりの広告とは異なり、長期的に価値を生み出し続ける**「会社の資産」**となります。その活用方法は無限大です。

  • 営業ツールとして: 初対面のお客様に名刺代わりにお渡しすれば、信頼構築とサービス理解を同時に促進できます。
  • 採用ツールとして: 面接に来た候補者に配布すれば、企業の理念や文化を深く伝え、入社意欲を高め、ミスマッチを防ぎます。
  • 広報ツールとして: Webサイトのコンテンツに転用したり、セミナーのテキストとして活用したりと、二次利用も自由自在です。

このように、一冊の本がハブとなり、あらゆる企業活動を力強くサポートしてくれます。長期的な視点で見れば、これほどコストパフォーマンスに優れた投資は他にないかもしれません。

 【デメリット】知っておくべき3つの注意点と具体的な対策

企業出版は強力なツールですが、魔法の杖ではありません。取り組む前に知っておくべき注意点も存在します。しかし、これらを事前に理解し、正しく対策を講じることで、その効果を最大限に引き出すことが可能です。

注意点①:情報のアップデートが難しい → 「改訂版」と「電子版」で未来に対応する

Webサイトであれば数分で修正できる情報も、一度印刷されてしまった書籍は簡単に修正・更新ができません。特に、法改正が頻繁にある業界や、技術の進歩が速い分野では、情報が古くなってしまうリスクは常に付きまといます。

【対策】
この課題への対策は、複数のアプローチで考えることができます。

一つ目の対策は、「改訂版」を出版するという次の一手です。初版の反響や読者からのフィードバックを基に、最新情報を加えて内容をブラッシュアップした改訂版を出すことは、企業が常に学び、成長し続けている何よりの証拠となります。

二つ目の、より柔軟な対策が「電子書籍版」の活用です。近年では紙の書籍と同時に電子版を出版することも一般的です。電子書籍であれば、紙媒体に比べてはるかに低コストかつスピーディーに内容の修正や更新が可能です。

法改正やデータのアップデートがあった際にも読者へ常に最新の情報を届け続けることができ、情報の陳腐化リスクを大幅に軽減できます。

そして最も本質的な対策として、そもそも書籍に盛り込む内容を、時代に左右されない普遍的な「理念」や「哲学」、「考え方」を中心に据えることも重要です。テクニックやノウハウだけでなく、企業の根幹にある価値観を伝えることで、長く愛される一冊を作ることができます。

注意点②:マス層へのアプローチは不向き → ターゲットを絞るからこそ効果絶大

テレビCMのように、一度に何百万人もの人々に情報を届けることは、企業出版にはできません。発行部数は通常、数千部から数万部であり、幅広い層へ一斉にアプローチするには不向きなメディアです。

【対策】
しかし、これはデメリットであると同時に、企業出版の最大の強みでもあります。そもそも企業出版の目的は、不特定多数からの認知を得ることではありません。自社のサービスや理念に本当に共感してくれる、「たった一人の理想のお客様」に深く、強く響かせることが本質です。

興味のない1万人に無視されるよりも、あなたの助けを本当に必要としている100人に「この会社こそ、私のための会社だ」と確信してもらう方が、はるかにビジネスに繋がります。ターゲットを徹底的に絞り込むからこそ、他に類を見ないほどのエンゲージメント(深い関係性)を築くことができるのです。

注意点③:数百万円の費用がかかる → 投資以上のリターンを得る費用対効果の考え方

質の高い企業出版を行うには、企画、編集、デザイン、印刷、流通といった各工程で専門家の力が必要となり、数百万円単位の費用がかかるのが一般的です。これは、特に中小企業にとって決して小さな負担ではありません。

【対策】
ここで重要なのは、この費用を単なる「コスト(経費)」としてではなく、**未来の利益を生み出す「アセット(資産)への投資」**と捉える視点です。

例えば、毎月数十万円のWeb広告費をかけ続けても、広告を止めれば効果はゼロになり、手元には何も残りません。一方、企業出版で生まれた本は、会社の資産として残り続けます。

この本がきっかけで、数千万円の大型契約が一件決まったら?
この本に共感した優秀な人材が一人採用でき、彼が将来の会社を支える存在になったら?

長期的な視点で見れば、初期投資をはるかに上回るリターンをもたらす可能性を秘めているのです。目先の費用だけでなく、その本が5年後、10年後にもたらしてくれるであろう価値を想像することが、投資判断の鍵となります。

他の広告媒体と徹底比較!企業出版が選ばれる本当の理由

企業のマーケティング手法は多岐にわたります。テレビCM、Web広告、SNS…。それぞれにメリットがあり、多くの企業が活用しています。では、その中で「企業出版」はどのような立ち位置にあり、なぜ今、戦略的な一手として選ばれるのでしょうか。

広告媒体ごとの特徴を一覧で比較

まずは、主要な広告媒体と企業出版の特徴を比較してみましょう。それぞれの媒体が持つ「得意なこと」と「苦手なこと」を理解することで、自社の目的に合った最適な手法が見えてきます。

(ここに、以下の内容を含む比較表の画像を挿入する指示)

媒体名リーチ範囲ターゲット精度情報量信頼性持続性(資産性)
テレビCM◎ 非常に広い△ 狭く絞るのは苦手× 15秒~30秒◯ 媒体への信頼× 放送終了で消える
Web広告◯ 広い◎ 細かく設定可能× 瞬間的な情報△ 広告への警戒心× 掲載終了で消える
SNS◯(拡散力次第)◯ 興味関心で絞れる△ 短文・画像中心△ 情報の真偽が不明△ 流れが速い
企業出版△ 狭く深い◎ ピンポイント◎ 圧倒的な情報量◎ 非常に高い◎ 半永久的に残る

この表を見ると、企業出版が他の媒体とは全く異なる特性を持っていることが一目瞭然です。広く浅くではなく、「狭く、深く、そして長く」。これが企業出版の最大の強みであり、他の広告では代替できない価値なのです。

「フロー情報」と「ストック情報」の違いとは?

マーケティングの世界では、情報を「フロー情報」と「ストック情報」の2種類に分けて考えることがあります。

  • フロー情報(Flow):
    SNSの投稿やWeb広告のように、次々と流れていき、時間が経つと価値が失われていく情報のこと。リアルタイム性や拡散力に優れていますが、その効果は一時的です。
  • ストック情報(Stock):
    書籍や専門的なブログ記事のように、時間が経っても価値が色褪せず、資産として蓄積されていく情報のこと。すぐに爆発的な効果は出にくいですが、長期的に安定した価値を生み出し続けます.

多くの広告は「フロー情報」に分類されます。広告費の投入を止めれば、その効果も止まってしまいます。一方で、企業出版は典型的な「ストック情報」です。一度出版すれば、その本は会社の資産として残り、5年後、10年後も、あなたの会社の“静かなる営業マン”として働き続けてくれるのです。

企業出版は、こんな課題を持つ企業にこそ最適な選択肢

これまでの比較を踏まえると、企業出版は特に以下のような課題を抱える企業にとって、現状を打破する強力な一手となり得ます。

  • 「価格競争から脱却したい」と考えている企業:
    独自の技術やノウハウを本にすることで、「専門家」としての地位を確立し、価格以外の価値基準で選ばれるようになります。
  • 「無形のサービスや高額商品を扱っている」企業:
    サービスの背景にある理念や思想、導入事例などを深く伝えることで、顧客の不安を解消し、信頼を醸成できます。
  • 「採用活動で、会社の本当の魅力が伝わらない」と悩む企業:
    事業内容だけでなく、社風や代表の価値観を伝えることで、ミスマッチを防ぎ、理念に共感する優秀な人材を引きつけます。
  • 「Web広告のCPA(顧客獲得単価)高騰に疲弊している」企業:
    広告に頼らない、自社の資産となるリード獲得の仕組みを構築したいと考えている場合に最適です。

もし、あなたの会社がこれらのいずれかに当てはまるなら、企業出版は検討に値する非常に有効な戦略と言えるでしょう。

 【実例】あなたの会社はどれ?企業出版で成功する3つの典型パターン

理論は分かったけれど、実際に自分の会社ではどのように活用できるのかイメージが湧かない、という方もいらっしゃるかもしれません。そこで、企業出版が特に効果を発揮しやすい3つの典型的な成功パターンを、具体的な業種や活用シーンと共に見ていきましょう。あなたの会社がどのパターンに近いか、ぜひ考えながら読み進めてみてください。

パターン①:専門性が高いBtoB企業(士業、コンサル、ITなど)のリード獲得

弁護士や税理士などの士業、経営コンサルタント、あるいは特定の分野に特化したITソリューションを提供する企業など、サービスの価値が専門知識に依存するBtoBビジネスにとって、企業出版は最高のリード獲得ツールとなり得ます。

【課題】

  • Web広告では、サービスの複雑さや専門性が伝わりきらない。
  • 競合との違いを明確に打ち出せず、価格競争に陥りがち。
  • 顧客はいるが、問い合わせてくるのは課題意識の低い層ばかり。

【出版による解決策】
例えば、事業承継に強い税理士法人であれば、『後継者が絶対に知っておくべき 相続税5つの落とし穴』といったタイトルの本を出版します。この本を手に取るのは、まさに事業承継に悩む経営者本人やその後継者です。

本を通じて、税理士法人の専門知識の深さや、問題解決への真摯な姿勢が伝わることで、読者は「この先生に相談したい」と強く感じます。結果として、課題意識が明確で、成約確度の高い、質の良い問い合わせが自然と舞い込んでくるようになります。本が、24時間365日働く優秀な営業マンの役割を果たしてくれるのです。

パターン②:採用ブランディングで学生に響かせたい成長企業

事業が急拡大し、次のステージへ進むために優秀な新卒・中途人材を確保したいと考えている成長企業にとって、企業出版は強力な採用ブランディングの武器となります。

【課題】

  • 企業の知名度がまだ低く、合同説明会などでは大手企業に学生が流れてしまう。
  • 給与や福利厚生といった条件面だけでは、自社の本当の魅力が伝わらない。
  • 入社後のミスマッチが多く、早期離職に悩んでいる。

【出版による解決策】
会社のパンフレットや求人サイトには書ききれない、創業者の苦労話や、企業が乗り越えてきた壁、未来に向けた壮大なビジョンなどを一冊の本にまとめます。この本を採用候補者に読んでもらうことで、彼らは企業の「物語」に触れ、深く感情移入します。

ただの「就職先」としてではなく、「自分の人生を賭けてみたい舞台」として会社を捉えてくれるようになり、入社意欲が格段に向上します。また、企業の価値観を深く理解した上で入社を決めるため、入社後のミスマッチが減り、定着率の向上にも繋がります。まさに、未来の会社を共に創る仲間を集めるための「招待状」となるのです。

パターン③:創業者の理念を社内外に浸透させたい老舗企業

創業から数十年が経ち、代替わりや事業の多角化を迎えた老舗企業。創業時にあったはずの熱い想いや理念が、社員にうまく伝わっていない、あるいは社外から見て「何をやっている会社か分かりにくい」という課題を抱えることがあります。

【課題】

  • 社員数が増え、創業者や経営陣の理念が現場まで浸透しなくなってきた。
  • 事業が多角化し、顧客や取引先から見ても企業全体のイメージが掴みにくい。
  • 企業のアイデンティティを再確認し、インナーブランディングを強化したい。

【出版による解決策】
創業者の自伝や、会社の歴史をまとめた社史的な一冊を出版します。これは単なる記念品ではありません。企業のDNA、つまり**「我々は何のために存在するのか」という根本的な価値観を、改めて明文化し、全社員で共有するための「経典」**となります。

新入社員研修のテキストとして使えば、企業のルーツを深く理解できますし、既存社員にとっては自社の仕事への誇りを再認識するきっかけになります。さらに、この本を取引先や地域社会に配布することで、「この会社は、確固たる哲学を持って事業に取り組んでいる」という深い信頼感を社外にも醸成することができるのです。

まとめ

企業出版は、Web広告のように短期的な成果を追い求めるものではありません。それは、企業の根幹をなす**「信頼」や「ブランド価値」を、時間をかけてじっくりと育て上げる、未来への戦略的投資**です。

この記事では、企業出版が持つ4つの絶大なメリットと、事前に知っておくべき3つの注意点を解説してきました。

【企業出版の4つのメリット】

  1. 狙った顧客に深く届き、「濃いファン」を育てる
  2. CMの30秒では伝わらない理念や想いを余すことなく表現できる
  3. 「本の著者」という権威性で、競合と圧倒的に差別化できる
  4. 一度作れば、営業・採用・広報で半永久的に活用できる会社の資産になる

これらのメリットを正しく理解し、自社の経営戦略と照らし合わせることで、企業出版はあなたの会社を次のステージへと押し上げる「静かなる起爆剤」となり得ます。

もちろん、決して安価な投資ではありませんし、すぐに結果が出るものでもないかもしれません。しかし、情報が溢れかえる現代において、顧客や未来の仲間から「選ばれる理由」を深く、そして authentically(本物として)伝えることができるメディアは、他にないでしょう。

もし、この記事を読んで少しでも企業出版の可能性を感じられたなら、まずは「自社の想いやノウハウを、一冊の本にするとしたら?」と考えてみてください。そして、その可能性を専門家と共に探ってみてはいかがでしょうか。

きっと、書籍という形でしか見えない、新しい未来への道筋がそこから拓けてくるはずです。

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この記事を書いた人

イーリサパブリッシングは、経営者やビジネスパーソン専門の出版社です。Amazonの販売データを日本で1番に所有している会社が運営しているからこそ、出版を活用した新時代のマーケティング手法のご提案いたします。

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